衣類に白や黒の斑点が見つかったり、収納から出した服にカビ臭を感じたりしたら、まず周囲の衣類と分けて状態を確認します。斑点はカビのほか、ほこり、繊維くず、染料や加工の変化などでも見えることがあり、写真だけで種類を判断できない場合があります。
最初にすること
斑点を強くこすったり、室内で振ったりせず、ほかの衣類に触れないよう分けます。目視で範囲を確認し、洗濯表示、素材、保管場所、濡れたまましまった可能性を確認してください。収納場所は換気し、湿気や結露がないかも点検します。臭いが強い、広範囲に広がっている、繰り返し発生する場合は、衣類の取り扱いに慣れた専門店へ相談するのが安全です。
自宅で洗う前に表示と素材を確認
家庭洗濯ができる衣類でも、カビの跡や臭いが必ず除去できるとは限りません。表示に従って洗剤を使い、乾燥まで十分に行えるかを判断します。漂白剤は素材や色柄、加工によって使えない場合があるため、衣類表示と製品表示の両方を確認してください。塩素系漂白剤は色柄物や毛・絹などに適さないことがあり、ほかの洗剤と混ぜると危険な場合があります。自己判断で高温処理や強い薬剤を使うのは避けましょう。
黒い跡が残った場合、カビ由来の色素や繊維の変色が残っていることがあり、洗っても元の色に戻らないケースがあります。無理な漂白や繰り返しの洗浄は生地を傷めるおそれがあります。衣類の状態と行った処理を伝えて、クリーニング店に相談してください。
クリーニング後の衣類は、ビニールカバーを外して保管する方法も確認しましょう。詳しくはクリーニング後のビニールカバーの扱い方をご覧ください。
