
レーヨンの服に水がかかったときは、慌ててこすったり、広い範囲を濡らしたりしないことが大切です。レーヨンは水にぬれると繊維が弱くなり、摩擦や強い力で形崩れ・縮み・毛羽立ちが起きることがあります。まずは洗濯表示を確認し、乾いたタオルで水分をそっと移しましょう。
濡れた直後にすること
- 乾いた白いタオルを当て、押さえるように水分を吸い取ります。色柄タオルやティッシュは色移り・繊維付着の恐れがあるため避けます。
- こすらず、引っ張らず、濡れた部分をつまんで絞らないようにします。水ジミを消そうとして周囲まで濡らすと、輪ジミや型崩れが広がることがあります。
- 形を整えて、直射日光や熱風を避けた風通しのよい場所で平らに干します。ハンガー干しは、濡れた重みで肩や丈が伸びる場合があります。
水ジミ・縮みが気になる場合
濡れた境目が乾いても残る場合、素材や染色、加工によっては家庭で部分洗いすると輪ジミが大きくなることがあります。洗濯表示で家庭洗濯ができるかを確認し、洗える表示でも、強くもんだり揉み洗いしたりせず、表示に沿って扱います。水洗い不可、裏地付き、装飾付き、濃色で色落ちが心配な服は、無理に水を足さず、クリーニング店へ状態と濡れた経緯を伝えて相談してください。
避けたい処置
- ドライヤーやアイロンを近づけて急乾燥する
- 濡れたまま強くこする・ねじって絞る
- 洗濯表示を見ずに洗濯機や乾燥機に入れる
すでに縮みや波打ちが出ている場合、元の寸法に確実に戻せるとは限りません。濡れた範囲が広い、色がにじんだ、縫い目がゆがんだときは、乾く前に専門店へ相談すると状態を伝えやすくなります。
あわせて確認したいこと
洗濯表示の見方を確認し、素材名だけで洗い方を決めず、衣類ごとの表示を優先しましょう。
参考情報
衣類ケア情報編集室