着物に付いた赤ワインのシミの染み抜きとクリーニング

赤ワイン

着物のシミで赤ワインのシミが付いたというご相談は非常に多いです。

やはり呉服屋さんがセールストークに用いる「ちょっとしたパーティー」に着物を着て出かけられる方が多いということなんでしょうか?

ちょっとしたパーティー、どこで開催されているかは知りませんが。

 

着物 赤ワイン 染み抜き前

 

付いたのが着物に限らず、ワイン、特に赤ワインのシミは厄介なシミになります。

通常、付いただけのシミというのは染み抜きを行えば落とせる物が多いのですが、赤ワインのシミの場合、成分である葡萄の色素が生地に付くと洗ったりしただけでは落ちないので、その色素を化学的に除去しないと治らないんですね。

その色素を落とす化学的な作業は、生地の染色を弱めてしまう性質があるので、着物などの色目によっては、染み抜きが困難になる場合があります。

今回のお着物はベージュ系の色目でしたので、比較的お着物の地色に影響を与えずに染み抜きすることが出来ました。

 

着物 赤ワイン 染み抜き後

 

赤ワインのシミはお着物の色目によっても染み抜きの仕上がりや料金が変わりますので、もし付けてしまった場合は、まずは染み抜き屋さんや着物クリーニング専門店にご相談くださいませ。

プロフィール

栗田 裕史
栗田 裕史
1969年京都生まれ京都育ち。染色補正という裏方の業種の職人でありながら、BtoBからBtoCへ挑戦。全て自力でサイトを作り「なをし屋」という屋号で、表舞台へと出る。他店で直せない品物の依頼も多く、一年を超える期間のお預かりもある、変色したり黄ばんだりしたシミも直してしまう染み抜き屋です。「物」ではなくご依頼者様の「想い」を救いたいといつも思っています。
LINEで送る
Pocket